過去ログ - 上条「なんだこのカード」 3rd season
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2011/03/11(金) 07:26:57.67 ID:dLY4Liw3P
フィアンマ(信仰を人間が作った、と捉えれば天使の力の根源は信仰、と言う事になる)
フィアンマ(だが、俺様が使う魔術も、霊装の制動も、源は魔力という名のエネルギー。だがそれは、人間が作ったものではない)
フィアンマ( "神"を人間が、人間の作ったものではないエネルギーで作る。これが正しいならば、そのエネルギーは魔力ではないものであるハズだ)
フィアンマ(だがそれでは、天使の力を扱う右席はどうなる? 神や天使の偶像を用いて天使の力を宿すというタイプの霊装の前提はどうなる? その霊装の力を借りて力を増幅させ、己の魔力とする術式はどうなる?)
フィアンマ(神を構成する力、天使の力は魔力に近い存在でなければならない。でなければ人間には扱えない。だが魔力は人間の創った力ではなく、生じさせる力だ)
フィアンマ(いや、そもそも、人の生成した魔力によって神を造ることなど、全人類のそれを合わせても足りるものではない)
フィアンマ(この"汝らの創った力"が天使の力であることは間違いない。俺様は、最初から天使の力という粘土があり、人間が生まれ、そしてその人間が信仰と言う形で神を造形したものだと考えていた)
フィアンマ(だがそれでは、この唄とは完全に異なる。人間が生まれ、天使の力を創り、神を造った、というものは、俺様の考えと唄とでは順番も前提も逆になる)
フィアンマ(これはどういう事だ。この間違いは、俺様の成し遂げようとしていることにも関係しかねない)
霊装の操作に、更なる力が籠る
既に禁書目録と言う少女の、今現在の干渉可能な限界領域を超えているが、フィアンマは気付かない
フィアンマ(その知識で答えろ、禁書目録。この矛盾の、謎の解を、その知識で示して見すのだ)
フィアンマ「答を示してみろ、禁書目録!!」
思わず、声が出た
そこでようやく、禁書目録と言う名の少女に死への舵取りをしてしまったことに気が付くフィアンマ
霊装から伝えられる、生命警告。既にボロボロの少女の体への魔術的な過干渉
それがもたらすのは臓器の不全、自律神経系の停止、意識の霧散、そして少女という精神の死亡
こうなっては、ショック蘇生も通じない。確実な死が訪れる
フィアンマの中では、当然、"禁書目録の知識">"ステイルとの約束である禁書目録の生存"である
優先されるのは、もちろん知識
故に彼は、知識を溜め込んだその脳を、あらかじめこのようになる危険可能性を見越して用意していた、人間の脳を単なるHDDとするような霊装の中に移すしか無かった
つまり、ステイルとの約束は、破られてしまったことになる
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