過去ログ - 上条「なんだこのカード」 3rd season
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VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[saga sage]
2011/06/14(火) 23:48:57.48 ID:G/TSoivVP
これも、本来の神裂の脳が機能していれば、見破っていたかもしれない
全く意図しない方向から、神裂は彼らの放った遠距離魔術の着弾をもろに許してしまった
しかも、それらは彼女にとって予想以上の威力を持っていて、着弾部の未元物質の毛を蹴散らす程
そして気が付けば、彼女は建宮と五和にも囲まれていた
丁度六角形の形の中央で囲まれたことになり、しかもそれぞれが五和と同じような蒼がかったオーラの様なあからさまな直線で結ばれていて、それを見た彼女の脳は危険を感じ取った
この状況は、何らかの組織的な術式の発動条件を満たしているのではないか、と
一度その疑念が頭脳に生まれれば、それは未知という恐怖を生む
さっきから想定外の事が続いている、これ以上、相手の思うままにさせたくは無い
良く良く考えれば、それこそが誘導だった
フェイクを織り交ぜて戦うことで、純粋な戦闘能力では劣っていても五分以上の戦いをしようと狙うのが天草式
非魔術師的な脳達でさえ、ぱっと見で何かを想像させるような、つまり分かりやすくなにかの術式を狙っていますよと言っている様な行動を、そんな彼らが採るだろうか
つまりは、これこそがフェイク
蒼の直線で結ばれた六角形の中央が危険、という判断をしたならば、今直ぐにここから移動する必要が有る
神裂("空間移動"デ危機を回避出来れば、術式途中で動けナいこの者達ヲ討つ好機となるかもシれない)
ならば、その移動先はどこが良いか。彼女は瞬時の判断に迫られる
神裂(最大脅威目標:五和はリスキー。ならば残ルは建宮斎字を含めた5名。この中で失われることで相手への最大損害となるノは)
決まっている。教皇代理という名称を冠した建宮、あの男だ
即断。彼女はすぐさま空間移動の能力を用いてその場から消え、自分自身を建宮の背後へ移す
そしてそのまま、背後から刀を振り下ろした
建宮「お前さんは、どうやら俺達の知っている女教皇ではないのよな」
声が耳に入った。それが意味しているのは、建宮は生きていると言う事
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