過去ログ - 上条「なんだこのカード」 3rd season
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VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[saga sage]
2011/06/17(金) 14:25:58.71 ID:aeDZ8Rm6P
「ただの人間でも、あんなふうに動けるものなのね」
彼らは残り少ない時間の中で、身を隠して様子を見ていた
壊れて、吐き出すだけボトルを吐き出した自動販売機と、幹と葉だけになった観葉樹の間に彼女たちはいる
葉と葉の合間から見えるCIA同士の銃撃戦は、両者狙撃主なのかと思う程に精密な射撃をまともに狙いもつけずに行い、隙あれば激しい銃撃戦にも関わらず相手の懐にまで一気に間を詰めるというもの
学園都市の一般的な黒服のエージェントとは、それは比較にならなかった
それでも、時間の経過と共に一人また一人とその命を散らせていく
青髪「今生き残っとるのは、お互い多分相当レベルの高い連中やろうから。当たり前っちゃ当たり前ですな」
青髪「正直、超能力なんていう特殊な武器が無かったら、僕なんて彼らの足元にも及ばんで」
結標「へぇー。それで、そんな強ーい連中を相手にせずにここを出る方法とやらを、ちゃんと考えてるのかしら」
青髪「大丈夫。これで……完成や」
結標「なにこれ?」
青髪「この施設の見取り図やけど?」
結標「これが? 小学生が描いた迷路じゃあるまいし、袋小路ばっかりじゃない。ここに入ってから長官室とやらまでの経路って殆ど一本道じゃなかった?」
青髪「それは僕が付いとったから。ここの構造を知らんあわきんみたいなのが一人でフラフラしとったら、簡単に迷子になるで」
結標「んん? なら何でさっき私一人でトイレに行かせようとしたのよ?」
青髪「それは迷子になって、あわよくばお漏らししてピーピー泣いとるあわきんを僕が颯爽とヘブァッ!?!?」
男の頬に、女の拳がクリーンヒットした
青髪「ちょ、一応僕ら隠れとるんですけど。お分かりですかねこの状況を」
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