過去ログ - 上条「なんだこのカード」 3rd season
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619:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2011/07/04(月) 08:33:54.10 ID:Yc4Cln2YP
言葉は、最早テッラに向けられたものではない

フィアンマという存在への、更なる怒りの高ぶりだ

「私を、馬鹿にィ、するなああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!」

痛みによって若干の冷静さを取り戻したアックアは、テッラを挑発することによって、そのパニックを誘発させようとした

彼への言葉が全てその目的であったのか、と言われれば間違い無く否であり、彼の本心も色濃く現れてはいるが

巨大な力を持つことの危険性は、聖人で有り神の右席である彼は良く理解している

バランスを崩せば、その強大な力は、即自らに帰ってくるのだ

もしかすると、これほどまでに巨大化したテッラが単純な攻撃しかしなかったのも、複雑な力の使用に対するリスクを、本能的にその危険を悟っての制限だったのかもしれない

そこで、ふと、アックアは思い出す

少し前に巨大な小麦の白球を作って、テッラが何をしようとしたのか、ということを

彼の思い出しと、殆どタイミングは同じだった

全てのテッラの動きが急に止まり、そしてこの空間を作る壁に飲み込まれ、無数のテッラの顔がその壁面に映った

団長「この男、まさか?」

『粉塵爆発? テロリストでもそんな手はなかなか使わんぞ』

『類、である。小麦という形式で純粋に凝縮された"天使の力"の爆発に加えて、非魔術的要素の爆発圧力まで加わっては、防ぐのは辛い』

ともすればロンドン、いや、この巨大な樹を形成し、今まで蓄えられた力の規模では

アックア「貴様、英国丸々吹き飛ばすつもりかぁッ!!!!!!!」

怒鳴るアックアの声を聞いて、壁面の顔達は一斉にその頬を釣り上げ

ククク、ハハハハハハハh

「「「「「「「「「「フハハハハハハハハハハハハッ!!!!! 」」」」」」」」」」

一斉に笑いのコーラスを作りだし、高らかにハッキリとした口調で述べた


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