過去ログ - 上条「なんだこのカード」 3rd season
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62:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2011/03/26(土) 05:11:25.63 ID:Zr2PdvE8P
フレンダ「出力不足を補うための出力が不足かぁ。それでもさ、結局やらないよりマシなんじゃない? 麦野がやるって言うなら私は手伝うワケよ」

絹旗「そうですね。どういう形であれ、抵抗したいと超思います」

麦野「仕留めそこなって、注意引いちゃって、反撃で蒸発する未来しか思い浮かばないけど、しゃーない、やるかな」

言って、彼女たちに少しの笑顔が戻った。少なくともやることが出来たのだから

「となるとまずは、何処を狙うか、ね」「病院に電力供給してるとこは外すべきかと」「制御施設を介するよりは変電施設とか直に発電してる所の方が単純だと思うワケよ」

「んじゃ、そこの超ツインテテレポーターという足は使えそうですね」「あなたも万全ではないというのに。いいですの。でも、体が少々壁に埋まっても文句は言わないで下さいまし」

「それならミサカも手伝うって、ミサカはミサカは跳びはねて自己主張してみる!」「駄目よ。あんたは留守番しときなさい」

などと、話が進む

だがしかし、それでは本当にただの悪足掻きにしかならない

そこへ、彼女たちの輪に一歩近づいて、初春が口を開いた

初春「……フラフープって、ご存知、ですか……?」

そのフラフラとした様子に、白井が肩を貸す

打止「腰の動きでワッカを回す遊びのことだねってミサカはミサカは学習装置の知識を自慢してみる」

絹旗「そんな超絶滅しきった遊びのことじゃなくて、学園都市外周地下にあるっていう円型加速器のことでしょうか?」

初春「そう、です。……その実験に使われる、莫大な電力設備なら、どう……ですか? あの、巨人をどうにかして……一人戦ってる、佐天さん、を、手助け……出来ます、か?」

麦野「やってみなきゃ結果は分からないわよ。でもそうね、少なくとも今やろうとしてることよりは絶対的に効果があるって断言出来るわ」

フレンダ「でもそんなもの、結局使おうにもアクセスできずに終わりって結末が丸見えなワケじゃない」

白井「まさか、初春、そんな体の状態で?」

初春「大丈夫、です、白井さん。……あの、権限とかそういうのは全部、私……、私が全部空けて見せます」

初春「……だから、だから、私も、お手伝いさせて下さい」

と。最後だけ、彼女はハッキリと言いきった


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