過去ログ - 上条「なんだこのカード」 3rd season
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630:週2更新とか無理じゃね?ー[saga sage]
2011/07/09(土) 18:28:25.14 ID:g/KYvkRnP
「うへぇ、こいつは……」

揺れる空間で、彼は苦い顔をした

そうさせているのは、目の前のモニターである

結標「不味いわねぇ」

同じものをみて、女も同じ顔をする

しかしながら、何処かに余裕が有る表情だ

青髪「やっぱり緊急発進ってのは燃費悪いんやなー」

結標「そりゃ、燃料をそのまま垂れ流すようなものだもの。一秒でも早くあの場を離れる必要があったから、仕方ないわ」

何とか本部を脱出して輸送機に飛び乗った二人だったが、ゆっくりしている訳にもいかなかった

逃がすまいとするのは当然で、同じようにして外へ施設外に出て来たCIA側の攻撃部隊によって、離陸途中に輸送機自身も掃射を受けたし

もう少しで携行ロケットの餌食になるところだったのだから

青髪「つまり、本部を脱出した時点で燃料切れの未来は確定しとったわけか」

結標「そうなるわね。少しでも燃料消費を減らしたいこの場合で解決方法として挙げられそうなのは、重量減らして飛行効率を上げるってやり方ぐらいかしら」

青髪「輸送機やのに、この機体には何も積載してへんからなぁ。捨てるものなんてないで」

結標「あら、あなたが居るじゃない」

青髪「せやなー。僕がここで飛び降りたら万事解決―――。って、鬼か!? しかも僕程度じゃスズメの涙にも程が有るって!」

結標「残念ながら冗談よ。あなた一人が減ったくらいで解決するなら、最初から蹴落としてるわ」

青髪「うおおおい。全く、この難題解決の救世主な僕にそんな態度でええのかなー?」

結標「はいはい。だったら早くこの機体の重量を軽くして貰おうかしら、あなたの能力で」

青髪「簡単に言ってくれるけどさ、結構疲れるんやで。アレ」

結標「私だって脱出の時に散々能力使ったんですけど?」

自分の事だけ棚に上げるつもり? と言いたげな視線が向けられる


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