過去ログ - 上条「なんだこのカード」 3rd season
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632:いややればできる[saga sage]
2011/07/09(土) 18:30:02.05 ID:g/KYvkRnP
青髪「なんでやろな。ああ見えて女の人にもかなり人気あるよ?」

結標「私からすれば、それって逆に疑わしいのよ」

青髪「そかー。でもまぁ、蓼食う虫も好き好きって言うし、僕とし―――」

そこで、コックピットと後ろの空間を隔てるスライドドアが駆動する音が鳴った

スイッチ式であるこのドアを開くことが出来るのは、彼ら二人しか居ないはずである

だから敵が乗り込んでいたのか、と彼らは瞬時に座っていた椅子の背もたれに身を隠して

青髪は拳銃を、結標は空間移動攻撃に使えそうな物に当りを付け、望ましくない戦闘体勢を敷いた

入って来たのは、男

「本格的に私は嫌われてしまったみたいだね」

結標「なっ?!」

青髪「刀夜さん?! なんであなたが」

当然のように青髪が向けた銃を下ろす一方で、結標は攻撃の意識を途切れさせはしなかった

下手な動きをすれば、すぐにでも心臓を貫けるように

刀夜「実は、勝手にご同乗させて貰ってたんだ。情けないことに、ここのカーゴに飛び乗った時からさっきので頭を打つまで、気絶してたみたいだが」

青髪「そうだったんですか。いや、まさか生きてるとは」

刀夜「昔から運だけは良かったからね。今回も救われたよ」

とても、幸運という要素だけで助かるような状況では無かった気がするが、目の前にこうしているのだ

本当に運が良かったのかもしれない

刀夜「それより青髪君、積載部から変な音がしてたよ。生憎学園都市の飛行機には疎くて、何かおかしいのか、それとも正常なのか分からないから、手が出せなかったんだけど」

青髪「ありゃ、加速の衝撃で何か吹っ飛んだんかな。僕見てきますわ」

刀夜「ああ、助かるよ」

そして、青髪は刀夜が入って来たドアから出ていき、逆に刀夜は結標や青髪が座っていた席よりも一つ後ろの席に近づいていき、そこに座った



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