過去ログ - 上条「なんだこのカード」 3rd season
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665:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2011/07/15(金) 15:18:16.67 ID:NevFLdj6P

御坂「ゴもっ?!」

蹴り飛ばされて地面を転がり、横になったまま目を開いた時には、息を吸うべく開いた口に、強引にライフルの銃口が突っ込まれた

「やっぱお前らは馬鹿だなぁ。冷静に考えてみろ。打開手段持ってんなら、最初からLV5サマが両手挙げて有難いお説教してくると思うか?」

目の前には、先程とは違う少し大柄の男

なんとなくわかるそのボス猿臭から、それがこの集団を率いている人間だと分かる

すぐにその後ろから、先程仲間を見捨てた男たち二人が現れた

「つまりなぁ、さっきみたくこの可愛いお口を使ってくるって時点でよ」

喉の奥に、その先端が更にグリグリグリグリと強引に押し込まれた

御坂「ぐウ、ぶッば、あ゛ぶふ」

自然な反応としてむせそうになるが、それすらまともにさせてはくれない

「この女はただのガキでしかねえの。とっと引き金引いちゃえばいいんだ、こんな風にな」

呼吸がまともに行えない涙が浮かぶ眼前で、男の指が動いた

バギャァン

ライフルにしては少し聞き心地の良くない音

そしてその後に生まれた悲鳴は

「ぎゃあああああああああッ?!ああああああああああああああああああ!?!?!?!?」

男のものだった

「その通りだァ」

何が起きたのか。単純なことである

銃弾が、ライフルの中で逆流と言う有り得ない方法で暴れたのだ。そうなれば当然、ライフルの発射機構は壊れ、貫いた銃弾が男の方へ向かい、体の中へ

「能力者なんてのは、能力が使えねェンじゃただの人間だ。能力者のガキなら、ただのガキになっちまう」

白髪の男が、気が付けばそこに立っていた

一方「だが、ただの人間だからこそ、頭ァ使って戦うンだよ。テメェら見たいになァ。いいハッタリだったじゃねェか、第三位」


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