過去ログ - 上条「なんだこのカード」 3rd season
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67:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2011/03/26(土) 05:14:17.35 ID:Zr2PdvE8P
リストの表をスクロールしながら、腰かけた椅子により深く座る

刀夜「トウマ、か……」

ふと、彼は先程の会話で出てきた自らの息子について考える

彼は今何をしてるだろう

そう言えば、この端末ならば、事実上"イェス"を監視する事が出来るこの端末ならば、息子の場所も分かるかもしれない

カタカタカタ、と検索に必要な情報を入力する。結果は簡単に出た

その居場所は、同じだった。イェスと同じ、ボストンの大学地下研究施設である

思わず、ほー、と驚きの声が出た

刀夜(不幸は相変わらずの様だな、トウマ)

そして、自らの子供のことを考えているには、随分と冷徹な笑みを浮かべた

彼は入力装置を叩いてとある無線の周波数、銀貨30枚のメンバーや、刀夜に協力している"負け組"やローマ正教、MI6経由のイギリス清教との連絡に使っている周波数にアクセスする

刀夜「No.30青髪君、青髪君、こちら上条刀夜だ」

目の前の端末には、集音器の類は搭載されているだろう

『ちょっと、呼ばれてるわよ? はいこれマイク』

刀夜にとっては思いの外、女の声が入って来た。背景には飛行機が大気を裂く音が若干入っている

『ちょ、とと。はいはい、刀夜さん』

刀夜「ふむ、結標淡希君も居る様だね。爆撃位置を指定したい。チャンネルを開いてくれ」

『了解でっす』

高レベルに暗号化された、座標のみの短い情報が送信される

一瞬で情報は伝わった


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