過去ログ - 上条「なんだこのカード」 3rd season
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[saga sage]
2011/08/04(木) 11:41:03.37 ID:OC/qdsK9P
絹旗「まぁ、結論だけ言えばそうですね。例えば誰か男を落としたいと思って、媚を売ったり演技をしたりとか、キャラに超合って無いようなことをするのって在りますよね」
白井「常日頃お姉さまに対しては行っていますが、効果はあまりないですの」
御坂「アンタのは露骨すぎんのよ」
絹旗「……えーと。で、でもそれは、結果がまだ超予想出来る範囲だからじゃないですか。告白とかした所で、見えてるのは可か不可の二択。それを根本的に超える、例えば3流映画にありがちな告白した人がイキナリ人狼とかゾンビになっちゃうようなイレギュラーなんて、本当にどうしようって話なんです」
足元の小石サイズのコンクリートの塊を拾い上げ、御坂はそのまま眼の所まで持ちあげて、放す
何の事は無い。足元へ再び落下した小石は僅かに撥ねると、適当な方向へ転がる。どこへ向かって転がるかは分からないが、それが落ちて何処かへコロコロと進むのは想像どおり予想通りだ
一方通行のような能力による想像離れした動きは無い。もしあったっら、急過ぎて一瞬混乱するだろう。つまりそう言う事だ
絹旗「だから第三位が悩むのは時間の超無駄な訳です。学園都市外に出てたのに理由が有ってのことなら、超尚更。一々そんなこと気にしてたら、何が起きるのか根本的にさっぱりなこの先、対応できないですよ」
白井「そう考えると、ハッキリと死が分かってしまっている分、初春の事は私達にとっても良いのかもしれませんの。春上さんを始め、佐天さんなどは殆ど死が確定したような行方不明ですし」
絹旗「麦野だって死体は見付かって無いままです。恐らくは、あの漏れだしてセラミックみたく超固まった電解質の中なんでしょうけど。でも佐天涙子のことなら初春が死ぬ前に何か言ってませんでしたか?」
白井「多分、体力的な余裕のなさが見せる幻覚ですの。大方、逃げ惑っているクローン個体の方と、化け物の片割れの像を重ね合わせてしまったのでしょう」
まぁ、そう考えるのが超普通ですよね、などと頷く絹旗
御坂「クローン体って、黒子達も見たの?」
白井「ええ、丁度この病院内で幾度か。あまり多くは生き残って無い様ですが。武器の使用に長けているようですから、能力使用が出来ないこの環境下でお姉さまのクローン個体と一緒に、アメリカ軍の残党の方々と協力しながら生存者と必要物資の捜索をしているそうですの。もう日も長くないですから、そろそろ帰ってくるかと」
御坂「……そうなんだ」
相槌を打ちながら考えて、彼女は既に妹達という自らのクローンが局所的な環境と言えど、一般的に知られてしまったということを把握する
御坂(この状況じゃ、隠すことなんてできないわよね。黒子には前からバレてたし。今更かな)
そんな様子を見て、一呼吸置き、絹旗は提案をする
絹旗「とりあえず、食事にしません? ベースの方でまともな食事を配給してるはずです」
御坂「……そうね。ずっと食べてないし」
白井「何か食べれば、きっと気分も良くなりますの。でも、滝壺さんはどうします?」
絹旗「帰りに何か持ってきますよ。ここで出る食べ物と点滴だけじゃ、お腹は超満たされないですからね。治るもんだって治らないです」
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