過去ログ - 上条「なんだこのカード」 3rd season
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718:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2011/08/04(木) 11:42:08.58 ID:OC/qdsK9P
上条「……あ、そか。一方通行たちに怪しまれちまうか」

相「はい。なので私はしばらく席を外します。その間に口裏を合わせておいて貰えますか。隕石迎撃について、装置のサポートも兼ねて、調べてきたいのです。研究者達がちらほらとここに見えると言う事は、その分だけ迎撃装置制御の周りにも人がいないハズですし、取りつきやすいかと」

上条「わかった。父さんは俺が何とかするよ。うん、お前の力で、少しでも性能があがればいいな」

相「はい、尽力します。では」

言って、彼女は上条に背を向けて少し早足で彼から離れていった

安全管理の為に定期的な間隔で立っている米兵に声をかけつつ向かう彼女を見送って、上条は食堂という名の天井すらままならない場所に戻る

ほぼ入り口で、父親は周りの老若男女問わない相手と言葉を交わしていた

上条「あのさ、父さん」

と言いながら近づく上条を見て、刀夜は、あ、と間の抜けた音を漏らした

刀夜「しまった。当麻を世話してくれてありがとうと、彼女に伝えられなかったな」

上条「え?」

刀夜「お前がさっきまで話をしていた女性だよ。すぐ近くで見たら、やはり詩菜に良く似ていたな。流石は血縁といったところか。だろう? 当麻」

上条「まさか、見抜いてたのか」

驚く上条に対して、刀夜は、もちろん、と言う

刀夜「ちゃんと紹介してくれればいいんだよ。彼女は私にとって二つの意味で縁があることだし」

上条「……二つの意味? 母さん以外で?」

刀夜「そこまで気にしないでいいさ。しかし、そろそろ日も完全に暮れそうだけど、お前はどうするつもりだ?」

上条「どうするつもりって、何を?」

刀夜「さっき統括理事長の所に行くと言っていたじゃないか。行くなら早い方がいいよ。彼も忙しいだろうからね。例え今直ぐでなくとも、行くなら用事のある者がバラバラに行くより、少しまとまって行った方が良いと思うんだ」

上条「ってことはもしかして、そっちも理事長に何か言う事が有るのか?」


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