過去ログ - 上条「なんだこのカード」 3rd season
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733:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2011/08/04(木) 11:52:41.04 ID:OC/qdsK9P
「ここは、なンだ?」

瞬間的に自らの周りを何かが包んだかと思うと、気が付けば薄い暗がりの空間だった

アレイスター「ようこそ、一方通行」

振り向けば中央に人影。しかも逆さ吊りで、液体の満ちたビーカー内という変質ぶり

一方「テメェは……」

アレイスター「この学園都市で統括理事長をしているものだ。君も、私と話がしたかったのだろう? 妹達について」

一方「あァそうだ。……なンだあの第三次製造計画ってのはァ!?」

恫喝する様な、あからさまに怒気を込めた声なのだが、ビーカー内の男のような存在はまるで気にしない

アレイスター「読んで字のごとく、第三位クローン体の三期目製造だが」

一方「ざけンじゃねェぞ!! 絶対能力者計画なンてくだらねェものが無くなった以上、あンなもの必要ねェだろォが! しかも脳と体を切り離すなンざ、テメェ、アイツ等をなンだと思ってンだ?!」

アレイスター「需要と供給。必要が有るから彼女達を作り、そして必要があるから脳だけを抽出した。これ以上の理由は無いだろう?」

挑発をしたつもりでは、アレイスターは無いだろうが、しかしそれはその効果としては十分だった

一方「っっっっ……!! ぶっ殺すゥ!!」

ビーカーとの彼我の距離は10数m程度

まるで背中で爆発でも起きたかのような衝撃が生まれると、右拳を軸にプラズマ化した空気をビーカーの壁に叩きつけようとして

彼は叩きつけようとした拳を止めた

一方「打ち止めァ!?」

アレイスター「君をここに入れることが出来るのだから、他の者を入れることも考えられることだ」

丁度、一方通行とビーカーの壁の間に、先程まで一方通行が背負っていた、眠ったままの打ち止めが空を割って現れたのだった


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