過去ログ - 上条「なんだこのカード」 3rd season
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[sage saga]
2011/08/16(火) 12:16:30.66 ID:o6qpCmN7o
急な動きに思わず彼女は距離をとる
そして、まるで花が開くように綺麗に五等分に分かれた隕石の内面から、花粉のような、微粒子の塊のような何かが辺りに大量にまき散らされた
これは一体、と、煙を掴むようにしてその微粒子を掴み取ると
神裂(強いて言うならバ、植物と微小機械のようなものの混合体。これも、該当するデータ無シ)
神裂(もともト、私の頭脳に軍事データしか入力されていナいことを逆手にとって考慮すれば、既存既知のあらゆる生物兵器・細菌兵器でハないということ)
神裂(生物兵器ではないと。確かに、殲滅する対象、つまり人間が隕石や破壊者の手によって既に存在しない以上、それは当たり前とも言えますが)
対象がないのに魔術を準備する必要はない。漠然とした生物兵器の定義くらいは知っている彼女にも、それはわかることだった
だとしたらますます、コレは何だ、ということになる
「ここのもか! あんたも早く離れるんだ、もっと!」
悩んでいた背後、クレーターの淵に金髪の男性が英語で叫んだ
体格・顔つきからその人物は米国人の生き残りであろう
まさか生存者が居るとは、と思ったが、彼女は彼の元にへ
話をしたいという意味と、この謎の隕石から離れる為に
神裂「あなたはあの隕石を知っているのですか?」
30m以上の距離をワンステップでつめて、問う彼女。明らかに一般人ではない
その姿は、適当に拾った布切れを腰と胸に巻き付けて、隠すべき場所を隠しているものの
腰には刀を差し、豊満な胸に建宮の剣の破片を形見として挟んでいる
それだけでも異様だと言うのに、人間らしくない跳躍力は少なからず米国男性を驚かせた
「あ、あんたも、サイキックなのか?」
神裂「似たようなものです。"も"、ということは、あなた以外の生存者に超能力者がいるのですか?」
「ああ。うちのパーティーに電気を扱う娘っ子がいるんだ。もっとも、あの子の能力はその電気よりも、なんというか、予言、いや神託を受けることが出来るって言うべきなのかもしれない」
神裂「神託、ですか」
「MISAKAネットワークがどうこうとか言ってたっけか。まぁ本人も今一よく分かってないみたいなんだがな。危険が迫ってると声が聞こえるらしい。それに従って動いてきたから、彼女も、そして俺達も生き残ることが出来たってわけだ」
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