過去ログ - 上条「なんだこのカード」 3rd season
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804:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2011/08/26(金) 13:34:33.71 ID:nb6vtV28P

誰がどのタイミングで? 駆動鎧を弄れる者は限られる

相(疑問は他にもある。なぜ上条刀夜が私とこの娘達との情事を知っているかのような部隊編成を行ったのか。彼には私がAIであることは知られていないはず。電気能力が使えるこの子たちは分かりますが、彼にとって私はただの女でしかないのに)

相(やはりあの男、何かがおかしい。当麻の父親であるということから、"幻想殺し"のような特別性が彼にもある? この線は薄いということは無さそうですね)

相(ならいっそ、その特別性に賭けてみるのもいいかもしれない。隕石迎撃が彼の本意であることは確実でしょうし)

分析を止めて、砲口を適当な破壊者に向けて、引き金を引きつつ

相「五番機は一時後退。刀夜氏のところまで戻ってください」

無線のマイクに話しかけた。トークモードはオープンである

『私はまだ動けます。飛行機能のある機体で脚部を損傷した程度、問題は無いはず。とミサカは承服できない意を表します』

相「あなたの言いたいこともわかりますっ、が」

向かってきた黒い髪の毛のような繊維の束を回避して、駆動鎧の右腕に持った大型砲で叩き返しつつ、被弾した機体にプライベート回線での交信を発信する

『クローズ回線、開きました。どうぞ』

相「戦いはこの39分間だけではありません。戦力低下と、なによりあなたという存在を失うリスクが、私は怖いのです」

『その言葉は素直にうれしいです。しかしミサカは、この事態の中でノコノコ一人引き返したくはありません。そしてミサカもあなたのために戦いたい。例えこの感情が生物本能に逆らうものであっても、お姉様にあの人を独占されてしまっているということがあるから生じた代替的なものであっても』

相「私は何も、戦いからしっぽを巻いて逃げろといっているわけでは有りませんよ」

『……と、いうと?』

相「貴重な戦力である駆動鎧が壊れ、それが手元に来た場合の上条刀夜の動きを見張って欲しいのです」

相「修理指示または本人が修理に関わるなどしてあなたを再び戦場に戻そうとするなら、それまでの彼の動きを、そうでないならば出来る限り彼の近くから離れず、見張っておいて欲しいのです」

『内容は分かりましたが。彼を疑っているのでしょうか、とミサカは不穏な気配を察します』



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