過去ログ - 上条「なんだこのカード」 3rd season
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814:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2011/08/26(金) 13:43:30.87 ID:nb6vtV28P
あ゛あ゛ああああああああああああっ!!!

と一際大きな男の悲鳴が上がり、廃墟ビルの一階の壁に背中を預ける男の前に、少女が拳銃を構えて現れる

滝壺「早く逃げて。あなたの怪我なら逃げられる。必死なのはわかるけど、だったら尚更賢くならなきゃ、だめ」

「ッ、う。その上から目線が気に居らねぇんだよ!」

滝壺「そう思われても構わない。けど、わたしは必死に生きようとしているあなたたちが、こんなところで無駄死にして欲しくない。決死だと思って行動をするなら、もっと自分や自分の大切なものの為にするべきだよ。ほら、早く」

言って、腰を地面につけて大足を広げている股の間に銃弾を一発

室内戦を想定したレーザーポイントがそのまま男の額にまでスルスルとのぼっていく

滝壺「早く」

「……クソ!」

冷酷な急かしに耐えられなくなった男は、撃たれた腕の傷を抑えながら、滝壺の前から走り去った

男が見えなくって、気の抜けたようにフゥと、平時の顔で息を吐き、その建物から出る

フレンダ「大丈夫? 滝壺」

丁度終わったのか、元々は大道路であったところの斜向かいの路地から、彼女は現れた

滝壺「ごめん、敵には逃げられた」

フレンダ「いいってわけよ。滝壺は戦闘向きじゃないんだし。生き残っただけで儲けもんよ」

御坂「やっほー」

絹旗「二人とも、こちらに居ましたか。この辺は粗方終わった感じですね」

更に別の方角から御坂と絹旗の二人も

これで、物資移転中に襲撃された全員が無事だったと言う事である

ただ一人、御坂美琴の衣類の片側だけが激しく裂けているが

絹旗「そう言えば第三位の腕、あの時超ぶっ飛びましたよね?」

御坂「一瞬だけだけど、そうよ。かなり痛かったし」

フレンダ「痛かった、ってそれだけ?」

御坂「まぁ、今まで考えてた機能が役に立ったってことかな。割と時間かかったし、無駄手間にならなくてよかった」

絹旗「時間を掛けたらぶっとんだ腕が瞬時に超元通りですか。どういう仕組みなのか検討も付きませんね」


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