過去ログ - 上条「なんだこのカード」 3rd season
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816:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2011/08/26(金) 13:45:12.86 ID:nb6vtV28P
『上やん、雑魚狩りはそんな所で切り上げや!』

何度目かの纏め狩りを行った後、破壊者の群には大きな穴が開いた

だからこそだろう。一方通行と上条の殆ど中間ぐらいに青髪が浮かんでいる

上条「青髪?!」

青髪『君らが大分減らしてくれたお陰で、残りと沸いて出る雑魚っぽいのは僕でも相手出来そうやから。かみやん達は奥、不動明王とか龍とかの訳の分からんデカイのを頼んだで! ちっさいのは無視や!』

複数体の駆動鎧でも無理なのに、どうやって青髪一人がどうにか出来ると言うのか

上条「出来ればそうしたい。だけど、ホントに出来るのか?」

青髪『全力で使った事は無いけど、僕の人工能力のスペックノート上、本気でやれば瞬間的に小規模なブラックホールだって作れるんや。それで倒すんは出来なくとも、時間稼ぎぐらいは出来るんやないかなって思う』

学園都市でのブラックホール。上条の記憶に在るその光景はめちゃくちゃだった

あれをもう一度ここで起こそうと言うのか

上条「分かった。……でも、限りなく最小限にしてくれよ」

『わかっとるってー!』

言い切って、通信は切れる。申し出としては嬉しいが

上条「聞いたか、一方通行?」

一方『おォよ。先に行けっつってンなら、その言葉に甘えさせて貰うしかねェだろ』

上条「そうか。そうだよな」

彼もこう言っている。なら任せるしかない。しかし本命の仁王のような化け物たちとどうやって戦えばいいのか

上条「……直接戦ったお前に聞くけど、さっき見たいな雑魚狩りと同じ戦略は使えそうか?」

一方『無理だな。さっきみたく引きつけてたら、気が付けば俺が先にミンチになっちまう』

上条「だったらどうすんだ。お前はどうする気なんだ」

一方『そもそも細かい作戦なンざ通じやしねェ。だったら出来る事は一つなンじゃねェか?』

上条「正面から突っ込む気かよ」

一方『あァ。目的は時間稼ぎだからな。奴らが学園都市内に入ってこなけりゃいい。あの図体とただの人間サイズの俺が正面切って戦えば、他のデカイのは手だしがしにくいだろォからな。逆に安全だ。入ってこられた化け物を退治しなけりゃならなかった前とは違う』

上条「確かに、そうだけどさ」

一方『それもう一つ、前とは違うこともある。今回は上条当麻、テメェが居る。少しは期待してるぜ、幻想殺し』


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