過去ログ - 上条「なんだこのカード」 3rd season
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841:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2011/09/01(木) 11:38:49.57 ID:0dcNmrjrP
天に浮いたモスクワ

しかしそのモスクワが意味するのはモスクワ市ではなく、モスクワ州の方である

その違いは何か。もちろん、広さが大きく異なる

「おいおい嬢ちゃん、ホントにこんなところでいいのかい?」

その広いモスクワの辺境で、一台の農業用のトラックが止まった

「はい、ここまでありがとうございます。とミサカは感謝の意を表します」

「うーん。まぁいいならいいんだが。この辺に親戚でもいるのか?」

頷いた少女を見て、それでも農家の男は承服できる気がしない

モスクワの都市部に避難したものの、緊急的な避難だったので幾つか持って来たかったものが彼にもあり、だからこそ何年も相棒をしていたこのトラックで妻や母の頼みのものを回収しにきたのだった

そろそろ避難も解除されるという話を聞いたが、それでも先に取って来てくれと愛妻に頼まれては、仕方が無い

そんな時に、少女がヒッチハイク、もとよりトボトボと人気のない道を歩いていたのだから、最初は幽霊や破壊者の一種かと思ったが、気の良い彼は心配して、結局彼女をここまで運んだのだった

「いえ、ミサカには特にその様な方はいませんが」

「だったらなんでわざわざこんな辺鄙な地に。あそこに見える農家の家ぐらいしか、この辺には無いんだぜ。しかも、"終末"とやらを恐れて皆都市の方へ避難させられちまった今は、ホントに誰もいやしねえ。火事場泥棒だっていたら喜んでやるくらいだ」

「構いません。この辺は少し人数が多いそうなので、確認が必要ということなので」

「ん? 人数が多いだって?」

「……」

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