過去ログ - 上条「なんだこのカード」 3rd season
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845:本日分(ry[saga sage]
2011/09/01(木) 11:50:53.14 ID:0dcNmrjrP

刀夜「しかし、学園都市であろうがバチカンであろうが、破壊者は訪れる。この場所も同じじゃないか」

アレイスター「都市とは地上にあるものだ。だからこそ彼らに狙われる」

刀夜「ここが、海上だとでも言うのか」

違う、と言ってアレイスターは人差し指を上に向けた

刀夜「まさか、空中だと?」

アレイスター「正解だ」

空中。一体どういう理屈だ。そんな疑問が浮かぶと同時に、更に刀夜は食って掛かった

刀夜「ここがノアの方舟ということは、地上に残されたものはどうなると言うんだ」

アレイスタ「神々が人間の文明を破壊する為の天誅として起こされる、破壊者の波という大洪水、各種の大災害。残るのはそれに耐えられる存在だけだろう。言いかえれば、神に対抗出来る存在ということにもなる」

刀夜「……まさか、当麻。ちょっと待て、当麻はここへ来ていないのか!?」

アレイスター「仕方が無いことだ。私のビルに招いた時のような、半物理的な解決策を採ることが出来ないのだからな。そういう意味では、彼の右手は厄介だ」

刀夜「ということは、当麻は今」

アレイスター「第7学区が消えた学園都市に一人、奮戦しているか、絶望しているか。あるいは既に」

刀夜「アレイスター、君はッ!!」

ぐっ、と怒りの感情を剥き出しにして胸倉を掴みあげるも、それでもアレイスターは気にも留めなかった

アレイスター「私に怒りの矛先を向けるのも、分からなくは無い。だが、今の君には父親以外の役割もある。大衆を扇動した以上、その責任は果たすべきなのではないか」

言われ、苦虫を噛み潰したような表情を一度浮かべて、上条刀夜はその部屋を後にした
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