過去ログ - 上条「なんだこのカード」 3rd season
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850:[saga sage]
2011/09/10(土) 18:31:08.24 ID:0X3JsVYQP

地面が上がって来たのではない。上の部分が無くなって、自分が下に居るのだ

そして、天に居る空想上の化け物達は、自分が呆けている間を待ってくれるような優しい存在か

不味いと思った時には、彼は反射的に右手を天の方向へ向けていた

それでも

空想上の動物の、巨大な角の部分だろうか。そこからの落ちてくる雷は右手で受け止めたが

他の何から飛んできたのか分からない、球状なのか矢じり状なのか、はたまた炎のようなものなのかすら、ともかく何かの衝撃が彼の体に直撃し

体勢上、彼を叩きつけるようにして降って来たそれを受けて、彼の脚は当然もたない

脚が潰れた一方で、力の逃げ場として側方へ吹っ飛ばされる

痛いってレベルじゃない。即死だろこんなもの

そう思いながらも、彼は動く腕をつかって仰向けの身を起こそうとした

半身を起こして正面に見えたのは、恐らくサイか猪か、もっと言えば像の牙だろうか。それが、一気に突っ込んでくる

出血とか骨格とかが完全にぐちゃぐちゃになってしまった脚は、一切に動く様子もない

半身でそれを防ぐには、身を起こしてない方の右手で突っ込んでくるものを打ち消すか吹き飛ばすか

近づかれたくない

出血で半分も見えない視界での判断は、それ以上のものは出なかった

出力。上条の右手の平から光を伴った力の渦が生まれる。それにより戦艦程もあろうかという大きな存在が押し流され、消える

消えたのが確認できた、で、何が変わる?

前から来るだけなんて、やりやすい相手達だろうか? 後ろからだって、横からだって、上からだって。下手すれば下からだって有り得るじゃないか

上条(……ほら、やっぱりだ)

脚部方面の酷い痛みのような、似たような感覚が、左肩から生じた

仮に脚がぐちゃぐちゃやられて出血していなければ、ブシュゥと勢いよく血があふれ出たかもしれないが

痛いのと同時に、飛んでいく自分の左腕が視界の端に見えた

腕を吹き飛ばしたのは、人の形をした何かによる剣だろうか。背後なので見えないし、振り向く気力も方法もなかった


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