過去ログ - 上条「なんだこのカード」 3rd season
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861:[saga sage]
2011/09/10(土) 18:39:54.59 ID:0X3JsVYQP
団長「しかし、少なくとも私達だけでも窮地を救われたのは事実だ。モスクワ市の使者が言うには、救世主のお陰でこの地は天に浮き、そしてあの厄介な破壊者達は来ないと言う」

"救世主"という言葉に、一瞬刀夜は眉をひそめた。垣根提督のような神化の反応はまだ感知していない

刀夜「ということはその救世主とやらが、モスクワの人間の求心力の頂点であるということだろうか」

団長「恐らくは。調査隊を編成して得られたデータによれば、実際にこの地は浮いているらしい。しかもかなりの高度でありながら酸素濃度は変わっていない。そして、浮く前にこのモスクワまで来そうだった破壊者の群をも、救世主を名乗るフィアンマは駆除したということだ」

刀夜「なら、まず間違いは無いな。そのフィアンマとやらが本当に"救世主"などであるかどうかは不明だけれども」

団長「奴をどうにかすれば、少なくともモスクワの側はなだめることが出来るかも知れない」

刀夜「だが、その為には少なくともモスクワ市内に雪崩込んだ外側の人間を一時的にでも接収しなくては、モスクワ側も聞く耳を持ってはくれないだろうな」

団長「そこで、だ」

刀夜「まさか、ロンドンはこれ以上収容できないから、こちらに頼む、という気では無いだろうね」

団長「考えることは同じか。流石、"銀貨"の上条刀夜だ」

流石、という表現を使ったが、口調からは嫌味すら感じられた

イギリスの視点からすれば、銀貨の活動に魔術師を多く派遣したものの誰一人帰らなかったという結果を招いたこの男を良く思いようが無い

しかも、どういう訳か今度は学園都市に居るのだから、尚更だ

刀夜「第7学区の民だけの食糧はしばらく持つだろう。だが、更に数十万の人間の分を賄うとすれば、数日も持たない」

団長「こちらも同じだ。むしろ、我々ロンドンの方が厳しい状況にある。なにしろ、母数は学園都市より圧倒的に多いのだ。治癒等の魔術すらもおおっぴらに使用しているが、それでも医薬品は不足している」

刀夜「医薬品については、わざわざ君と言う代表が来たわけでもあるから、有る程度の医薬品供与は行うつもりではいる。敵にはなりたくないというメッセージだと思って欲しい」

団長「それは、良い手土産になる」

刀夜「しかし、どちらにせよ食糧問題は解決しそうにない。この状況、一番その備蓄があるのはやはりモスクワ市の方なんだから」

はぁー、と上条刀夜は息を吐いた

団長「となれば」

刀夜「とにかく、フィアンマとやらと話をするしかないだろうね」


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