過去ログ - 上条「なんだこのカード」 3rd season
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[saga sage]
2011/09/22(木) 05:02:01.66 ID:XtBQm+XVP
『随分と外が騒がしいが。ニコライ、お前が来たのはそれに関係があることなのだろうな』
女が覗き込む液晶ディスプレイでは、二人の男が立って会話をしている
術式的な盗聴盗撮では彼らは気付いてしまっただろう
しかし、これはいわゆる科学サイドの、光ファイバを利用したそれであろう
だから逆に、彼らはされていることに気付けない。それによる映像を見ている彼女も原理に深い知識があるわけではないが
仮にも、諜報大国であった旧ソ連である。魔術にたよらなくとも、盗聴盗撮する手段はゴロゴロしている
ニコライ『ああ。この状況をなんとかして欲しい。モスクワの民は今や、完全にパニック状態だ』
片方の男、ニコライ司教は声が荒いようだ
フィアンマ『だろうな』
対する救世主は、涼しい顔をしている
ニコライ『だろうな、だと? 気軽に言ってくれる』
フィアンマ『仕方が無いことだ。俺様ですらも、この事態には驚いているのだからな』
ニコライ『何だと? 今の事態を、お前は予期していたのではなかったのか!?』
フィアンマ『残念ながらな。……神は"ノアの方舟"を作るように告げ、大洪水から助ける者を選別した』
ニコライ『"創世記"か』
フィアンマ『つまり、篩いにかけたわけだ。そして俺様も同じ事をした。だがそこで、まさか篩いの下から方舟に潜り込む者がいるとは、誰が思っていただろうな』
ニコライ『神ですら予想できなかったとでも言いたいのか。馬鹿げた話だ』
フィアンマ『俺様も完璧では無いんだよ。何もかもが欠陥を抱えていると言っても良い』
ニコライ『良い訳にしか聞こえんぞ。遠回しに言えばいいと言う訳ではない。……まぁいい。お前の立場は分かった。とにかく、救世主ならそれらしくこの状況を救ってくれ』
フィアンマ『それは無理だな』
ニコライ『……な。今、何と言った?』
フィアンマ『悪いが、時間がない。"神の国"の接近を前に、どうして予期していなかったことにまで対応出来る暇がある』
ニコライ『なん、だと』
驚く男の前で、フィアンマは、いいか、と前置きした
フィアンマ『そもそも、俺様は救世主であってモスクワの民の守護神ではない。救われるべき対象は本来全ての人間なのだからな。どちらか一方を助けるなどと言う訳にはいかない』
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