過去ログ - 上条「なんだこのカード」 3rd season
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[saga sage]
2011/03/29(火) 05:10:07.66 ID:d+Glc2LZP
建宮「あんな幼い子や逃げ惑う一般市民なら、"地獄送り"や"地獄と言う場所"を意識するように、言葉で誘導できるだろうがな」
建宮「それなりの経験や知識のある者なら、"地獄送り"への心理誘導と、その心理を発動条件にケルベロスの偶像に地獄へ招かせるという成立要素ぐらいは見抜けるのよな」
少女へ送ったものとは異なる、冷たい視線を目の前の男へ、彼は送る
「……フ、ン。ローマを信じぬ愚か者達にそれほどの知識があるとは思っていなかっただけのこと」
息も絶え絶えながら、男は馬鹿にしたような声を出した
その言葉を聞いて、建宮は剣に力を込める
とても簡単に、男の首が飛んだ。所詮は人間である
建宮「お前さんたちは、自分以外を見下し過ぎなのよ」
既に動くはずも無くなった男の顔へ言葉を吐き捨て、そして少女の方を見た
対馬「カッコ良く決めたみたいだけど、減点ね」
少女の側には、対馬が立っていた。その両手で、少女の視界を遮っている
五和「まだ幼いんですから、首を刎ねるなんてバイオレンスなものには、配慮してあげてください」
見れば、この袋小路に天草式の人間が集まっている。とはいっても10人にも満たないのだが
彼らを見て、建宮は先程までの刃物の様な鋭い視線を和らげる
建宮「おおっと、助かったのよな。とりあえず、この娘を安全な場所へ移ど――――」
彼の言葉を遮る様に、轟音と閃光が空を奔った。それも一つや二つではない
直後、地面に隕石でも落ちたんじゃないかと思わせる音と、揺れが起きた
少女が対馬にしがみつく
そして彼らの上空を、翼を生やした駆動鎧の群が通過していった
野母崎「教皇代理、今のは」
空を見ていた彼らの視線が建宮にあつまる
建宮「電磁砲といい、英仏海戦でも現れた駆動鎧だろうな。つまりようやくアメリカの連中がまともな反撃に出たようだ、と見るのが自然なのよ」
対馬「と、言う事は」
建宮「ああ。俺の推理が正しければ、我らの女教皇の登場が近いのよな」
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