過去ログ - 上条「なんだこのカード」 3rd season
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919:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2011/10/11(火) 08:46:45.51 ID:F/zw6ecBP
「アックア、お前の方の準備は良いか?」

暗い、部屋。あるのは複雑怪奇な術式の陣と僅かばかりのオカルト的なグッズ

それらが生じさせる僅かばかりの光しかない

そこでポツリと声が響いた

アックア「完了している。そもそも、準備と言う程の事はあるまい。わざわざ生誕を表す祭壇を聖堂内に作らせておきながら、今更怖気づいたのであるか?」

それに反応して、跪いて瞑想していた男が瞼を開き、朱のシャツに蒼の衣をまとっって、どこか幻影のようなおぼろげさを感じさせるフィアンマに返す

フィアンマ「怖気づく? この俺様が、か?」

アックア「らしくもない。声が震えているのである」

フィアンマ「お前が言うなら、そうなのかもしれないな。今からしようとすることは、この身になってもそれだけの感情を感じてしまうものらしい」

アックア「当然である。見方によっては、ただの自殺行為でしか無いのだからな」

フィアンマ「俺様のは文字通りの自殺行為だが、歴史上で偉業と呼ばれる行為を為した者達は得てして、失敗すればただの自殺行為でしか無かったものだ」

アックア「偉業であるか。今から行おうとしていることは、ともすればどんな暴君よりも悪辣であると評価されてもおかしくは無い行為。方法を変えるなら今の内であるが」

フィアンマ「だが、それではこの世界の理不尽は消えない。そもそも、誰かに評価される為に行おうというのではないからな」

言い放ち、それにアックアは頷いた

お互い、覚悟が出来ているならなされるべきは一つ

だが行おうとした事象は発生しない

「大した覚悟、と言いたいところだけれど、あなたに巻き込まれることを全ての人間が望んでる訳じゃないのよん」

声の主が誰か、そんなことは直ぐに分かった

堂々と、その女が縦に長い聖堂の中腹に現れて立っているのだから

アックア「……やはり来たか、ワシリーサ」

ワシリーサ「お見通しなら、先に殺しておけばよかったのに」

フィアンマ「ロシア成教との関係上、殺せないと分かっていての発言だろうな」

ワシ「ご配慮ありがとう、と代表してお礼申し上げるわ。私だけじゃないの、あなたに文句があるのは」

じゃーん、など限りなく場にそぐわない効果音をもたらしてワシリーサの前に現れたのは、フィアンマにとっても、アックアにとっても見知った顔となった男だった

フィアンマ「……ステイル?」



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