過去ログ - 上条「なんだこのカード」 3rd season
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951:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です)[saga sage]
2011/11/06(日) 02:48:00.40 ID:dQEA5iJzP

度を越して分からないものをとりあえずHAMADURAと呼んでいるだけ

それでは、"訳の分からないもの"という概念で事足りるではないか

エイワス「そもそも、の話だ。HAMADURA自体は概念的な決定を見る前から散見されたものでもある」

「ある種の具体性を帯びていると」

エイワス「視野を広げる為の施策だがな。それが何か分からない以上、裾は大きな方が何かと便利だ」

「なら、具体例があることになる」

エイワス「例えば、様々な種類の超現実を可能にするエネルギーが、何故生物にとって有害なものではないのか。これをも、ホルスと捉えるのも一種の手だが」

「既存概念とも共有部分があるから、それも出来なくはないだろうが」

エイワス「ああ。放射線と呼ばれるものは非常に強いエネルギーを有し、扱いがその分厄介であって、故にDNA鎖をも簡単に破壊する。ニュートンレベルにまで見下げれば、強い運動エネルギーは骨を砕き、強い電気は身を焦がす。だが、なぜこの都合の良い力は、そうではないのか」

「放射線よりも扱いの難度は高いが、しかし、行使する可応性は広く、何かと都合が効きますもんね」

エイワス「その上、この力の使い方を最初から知っている者も有れば、後天的に伸ばす者もあり、更には超能力を使えぬ者にも魔術と言う使い方もある。特に後者は、粘土細工のように可応性に富んでいる」

「……都合が、良過ぎると?」

エイワス「そう。まるで、人間が最初から使う為にあるような力だとは思わないか」

「分からなくもない。こういう意味でも、HAMADURAに繋がる訳ですね」

全く同じ顔の言葉に、全く同じ顔の存在が頷いた

エイワス「本来あるべきでなはいものたち。仮に、それらを強引に投入し、反応や成果、過程、結果を見る立場が居るならば」

「なるほど、仮に"観測者"という立場の人間が居たとすれば、同じ人間がああだこうだとと勝手にとっかかりを考える分、問題発見・解決プロセスにおける結果発見も、自分自身が本来割くべきだった時間も手間も、避けられる。随分と効率の良いやり方と言う訳だ」



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