過去ログ - 上条「なんだこのカード」 3rd season
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957:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です)[saga sage]
2011/11/06(日) 02:51:35.92 ID:dQEA5iJzP
「アックア!!」

これ見よがしにアレイスターから見せつけられた聖堂外部の映像の中で、二人の男が倒れ込むのが見える

そして二人とも起き上がる素振りを見せない

アレイスター「彼は、君の計画に、無くてはならない必須の存在だった。だが、安心するがいい。殺してなどいない」

フィアンマ「殺していないだと?」

アレイスター「死んでしまえば、君は再復活と言う方法で彼という存在をリセット出来る。当然そうなれば君を消滅させる術式もすぐさま再構築できるだろう。だが、生きているという最低限のレベルしか残っていない状態であれば、もちろん"聖母の慈悲"は行えない上に、殺さない限りは復活と言う方法で再び術式が使用可能な状態に戻す事は出来ない」

ふわり宙に浮いた彼を聖堂内のあらゆる物質から生える腕や体が彼を捉えようとするも、霞みのような彼を捉えるには至らない

暖簾に腕押し。ただ、その暖簾を揺らすのは可愛らしいそよ風などでは無く、狂気的な爆風だが

光学的に生まれる影を物質が掴むことなど、基本的には出来はしないのだ

アレイスター「つまり、このままでは君は神を計画的に消滅させることが出来ないことになる。さて、彼を助けに、いや殺しに行くかね?」

空間伸縮などまるで無かったかのように、挑戦的・高圧的にフィアンマのすぐ目の前へ漂って、彼は聞く

フィアンマ「させるつもりなど、無いのだろうが」

アレイスター「それでやろうともしないのは、決め付けではないか?」

フィアンマ「黙れ!!」

怒鳴りと共に、フィアンマの肩から現出した"右腕"が巨大な剣をもってして、薄緑色の暖簾に叩きつける

悲鳴が上がったのは、叩きつけられた側の、しかしアレイスターではなく、聖堂の床を構成していた復活者の方



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