過去ログ - 上条「なんだこのカード」 3rd season
↓
1-
覧
板
20
96
:
本日分(ry 特に進展が無かったですな。ごめんねごめんねー
[saga sage]
2011/03/29(火) 05:17:19.73 ID:d+Glc2LZP
愚か
言い放ったテッラへの、アックアの返しの言葉を聞いて、テッラは呆れながらも怒りを覚えた
それによってますます、テッラの身勝手が深化していき、視野が狭まる
とにかく、目の前のうるさい存在をいち早く消し去ることが、自らの正しさを、そして自らが信じる神の正統性を高めるものだと彼の中で完結する
仰々しく、半ば儀式的に手をアックアの方へ向けて、小麦粉の濁流でアックアを押しつぶそうとした、その瞬間
立ち込めていた霧を割って、鋭い何かがテッラの背後から現れ、背中から彼の胸を貫いた
アックアはその剣を見たことがある。つい最近、その者と対峙し、共闘したのだから
騎士団長「貴様が死ぬのは勝手だが、今は自らの身が何を背負っているのか、考えて欲しいものだな、ウィリアム?」
貫かれたテッラが、声の主の方を、自分の後ろへ顔を向ける
テッラ「……く。騎士団長ですか。私の人間性を指摘しておいて、この様なやり口を」
アックア「当然だろう。貴様と同じ神の右席とはいえ、私は人間なのである。人間が、他者と協力するという人間らしい戦い方をして、何の問題があると言うのだ」
テッラ「虫の息の分際でまだ言いますか! こんなもの、マトが増えたに過ぎませんねー!!」
展開していた背中の翼で、騎士団長を叩きにかかる。だが、当りはしない。ボロボロのアックアと違い、彼はまだ動くには十分すぎるほどの余力を残している。危険を察知する経験という勘も鋭い
避けられ、霧に身を隠した騎士団長にテッラは苛立つ。それは、騎士団長に気を取られたとも言えた
ならば先にアックアを始末するだけ。そう思ってアックアが立っていたクレーターの中心を見ると、既に彼は居なかった
苛立ちがますます加速する
ならば、こんな鬱陶しい霧など、彼らの隠れ蓑になっている瓦礫の市街など、吹き飛ばしてしまえば良いのだ。どうせ、ここにいるのは邪教の者たち。何の問題があろうか
それこそ、一区画を簡単に飲み込んでしまう莫大な量の小麦粉が一か所に集まっていく
テッラ(……火を扱うのは不慣れなのですがねー)
濃霧を突き破り、テッラは上空に舞い上がっていく。そして、彼の直下の地面上には巨大な小麦粉の塊が出来ていた
<<前のレス[*]
|
次のレス[#]>>
1002Res/1390.56 KB
↑[8]
前[4]
次[6]
板[3]
1-[1]
l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。
過去ログ - 上条「なんだこのカード」 3rd season -SS速報VIP http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/kako/1299458857/
VIPサービス増築中!
携帯うpろだ
|
隙間うpろだ
Powered By
VIPservice