過去ログ - 上条「なんだこのカード」 3rd season
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964:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です)[saga sage]
2011/11/06(日) 02:55:40.45 ID:dQEA5iJzP
この雰囲気では言え様も無かった

相「まぁ良いでしょう。別に、あなたの判断ミスを責めにここまで来た訳ではありません」

御坂「そうよ。当麻は、当麻は何処?!」

刀夜「……当麻か」

どうにも責められっぱなしの話題が変わったと思っても、問い詰められることは変わらなかった

相「あの大規模な移動はあなたが関与していたのですから、あなたが知らない訳はありませんよね」

念を押すように、妻に良く似た顔をした女が言った

刀夜「残念だが、どのような言葉を繕っても、……恐らく、君の望む答えは出せない。言いたいことは、分かるね」

御坂「ってことは、当麻は、まさか」

刀夜「ああ。まだ下に、地上に居るはずだ。もちろん、どういう状態にあるのかなんて分からない」

端的に最悪な答えだった

滝壺「そんな、あなたの息子なのに。どうして一人残すようなことを」

刀夜「仕方がないことだよ。あの右腕が、それを許してくれなかった」

実のところ、その責任は上条刀夜ではなく、統括理事長の方にあるのだが。ここでそれを言っても、何ら結論は変わらない

寧ろ彼女らを混乱させるだけ。そう考えて、彼は言おうとはしなかった

御坂「だとしても、なんとかすることだって出来たんじゃないの!? あんな、あんな状況で取り残されたら!!」

一際取り乱すのは、御坂美琴だった

バチバチと紫電が、正直危険なレベルにまで放出されている

刀夜「アイツが死んでしまう、とでも?」

御坂「そうよ!」

酷く冷静に上条刀夜は見つめて答えた

その様子に、それ以前にもこの聖堂の前という場所に来てから違和感を感じっぱなしの滝壺理后は、何か直接的な危険な意思を感じ取る



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