過去ログ - 上条「なんだこのカード」 3rd season
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972:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です)[saga sage]
2011/11/06(日) 03:01:43.04 ID:dQEA5iJzP

アレイスター「問題など無い。こういう可能性を見越して、第一位の脳の一部は欠如させてある」

エイワス「今更物質的な干渉をしようにも、既に彼の脳はホルス的な神の力の塊が代替しているぞ?」

アレイスター「だからこそだ。同じくホルス的な方法で神となろうとしているフィアンマとは親和性を持たせることが出来る」

エイワス「ふむ。わざわざ君に言う必要は無いと思うが、それには真の意味で結合が出来る訳ではないという欠点が生まれてしまうぞ?」

アレイスター「そもそも、彼らは保守と変革で根源で反対の立場にある。不合致が欠陥となって暴走する危険はあるだろう。しかし」

エイワス「そのリスクをも織り込み済みか。それならば、私は君に反対するつもりはない。それに、先の見えないやり方に対して興味もある」

やり方は、決まった

と言うよりそもそも、彼女は如何な方法でも頷くつもりだったが

アレイスター「あなたには、面倒をかける」

間を置いて、彼は言った

珍しく、僅かばかりの表情筋の動きを伴って

エイワス「……嬉しいね、労いなんて。だが、その言葉は全てが上手く終わってから欲しいところだ。凍ってしまった君の感情を揺さぶる方法にも、興味はあるからね」

アレイスター「約束しよう」

約束といった彼の口調は、しかしながら、感情は伴っていなかったが

それでも、彼女が余韻に浸るには十分だった

そんな中でふと、思い出すことが一つ

エイワス「ああ、そう言えば」

アレイスター「どうした?」

エイワス「"神の国"がどうやら加速している。しかも、通常の隕石に比べるとどうにもおかしな動きだ。どこかで計算を間違えたんじゃないか?」

計算を間違える

そんなことは有り得ない。分かっている、エイワスも

アレイスター「……ほう」

言葉にする必要のない共通理解が、しかしそれは共通"理解"と言える程には内実を把握出来ないていない、未知が、そこに生まれた


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