過去ログ - 上条「なんだこのカード」 3rd season
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986:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です)[saga sage]
2011/11/06(日) 03:14:29.67 ID:dQEA5iJzP

根本的に受け身の存在なのだ

その目の前で、どちらかと言えば天に分類される神が、しかも偉大なる破壊神として生まれようとしている

彼女はそれに干渉するには性質的に弱い。そして、なにより

ローラ(なによりこの神が生まれることを、その過程を、あの男、アレイスター=クロウリーは狙っていたとも考えられけるのよ)

このモスクワのどこかに消えた彼を探しながら、同時に、彼女は受けを続ける

天に対して受け身の大地へは、フィアンマだったものの無意識が破壊対象として、"幻想殺し"と同じような黒い光の塊が向かってくる

その構成の主たるものは、復活者

光の中に内包された表情は彼らの主と同じく苦痛を現している。そこには、天使に限りなく近い存在としての、権々としたものは

大地とドッキングした浮遊モスクワの地を隆起させて、盾のように扱って身を守るも

ローラ(……ッ!?)

土壁を打ち破って苦痛の顔が彼女に向かう

ローラ「苦痛を感じているのは、貴様たちだけでは無しなのよ!!」

息を吐いて、ギリギリのところをカーテナで叩き落としたが、剣との接触時に破裂した黒い光の破片が彼女の体を傷つける

直撃を貰うよりもずっとマシだが、痛みはある

ローラ「……こんなところで止まっては居られなしであるのに」

しかし、前を見れば次から次へと向かってくるのが見える

これでもかなり、それこそ上条当麻を運んだ岩石柱の有るところまで下がっているというのに

ローラ(アレイスターは間違いなく、神の力を利用したる腹積もり。今消えているのはあのフィアンマを利用せんと図っているから、だとしたら)

都市部から離れて、核の火を受けて焦げた大地を、彼女は駆ける。巨大な自壊神フィアンマの攻撃を避けるために

ローラ(だとしたら、アレイスター自身を止めるか、あの黒き化け物を処理しなくては。"時項改変"を聞きだしける前に、奴の事が成されてしまう)

時間の問題だが、こちらは随分と分が悪い

大地の性質では身を守るのに相性が悪すぎると、大英守護天使を盾にでも用いようかと考えるも、その巨大さ故に、本当にただの的で終わりかねない



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