19:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/03/07(月) 19:29:31.51 ID:/pwNr4Li0
手中に在るは一本の彫刻刀。
柄を離さないように握り締める。
堅くざらついた木の感触。これは私の脊髄。
構えなんて知るものかと真っ直ぐに拳を突き出した。
逆手に持った彫刻刀の先に突き出る、鈍い色の刃。これが私の魂。
唯「……………………あはっ」
仮令どんなに無様だろうが、上手にやれる自信があった。
否、自信なんてものじゃない。これは、確信だ。
だって、
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