35:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/03/07(月) 19:43:07.37 ID:/pwNr4Li0
両手をぐっと天井に伸ばしてから、机の隅に置いていた眼鏡を取り、掛ける。
眉唾物の話だけれど――遠い異国の地の魔術師が
「ちょっと癖のあるエメラルド」で作ったのだと両親から聞かされている。
お守り――みたいなものだ。
これをかけていると、何故だかとても安心できるから。
あ。そういえば、これを掛けている最中に、あの頭痛が来たことって、ないなぁ――――
律「ん……平沢さんって、目、悪いの?」
唯「……そうだね。そうともいえるし、そうでないともいえる、かなぁ」
律「どういうこっちゃ……」
唯「あー。細かいことは気にしない気にしないっ。
それよりも、起してくれてありがとうございました、田井中さん」
律「死んだように寝てたからな……少し心配になったんだよ」
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