3:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/03/08(火) 00:53:48.85 ID:GhtbNQLi0
公使「王の命である!我こそはと思う者は日没までに武具を持って広場へ集まれ!」
町民1「徴兵か、やっぱり北の国に兵を送るって本当だったんだな。」
町民2「同盟国だしねぇ、仕方ないよ。あの国には俺たち東の国は世話になってるし。」
町民3「やっぱり俺たちの中から選ばれるんだよな…。正規軍は帰ってこないし、そのせいで傭兵は集まらないし。」
町の道場
師範「合格だ弟子。今日からお前も一人前の戦士だ。」
弟子「ありがとうございます。師範、実はお願いが。」
師範「なんだ、言ってみよ。」
弟子「北の国への遠征に志願しようと思うのです。」
師範「なんだと!?…いや、そうか。お前公使に頼まれたのだろう?」
弟子「はい。このまま誰も集まらなければおそらく若者がくじびきで選ばれることになるでしょう。ですがそんな方法で選んだ者たちは戦力に成り得ない。ですから自分のような者を影でスカウトして。」
師範「まったく油断も隙もないな公使共は…。だがお前の言うことも正論だ。止めやせん。行って来い。人の命を守ってくれ。」
弟子「はい、では行ってきます。」
広場
公使「よく集まってくれた。君たちのような勇者がいたことを大変うれしく思う。それでは転送を行う。」
魔術師「うぅ〜、戦争イヤだよぉ。どうしてこんなことにぃ〜。」
弟子改め傭兵「なら何でここにいるんだ?俺たちはスカウトで集まったはず。」
魔術師「先生が勝手にオーケーしちゃったんだよぉ。僕、どうすれば。」
傭兵「ああ、なら俺とパーティ組まないか?一人じゃ寂しいしさ。」
魔術師「ありがとぉ!!ホントどうしようかと思ってた!」
傭兵(よっしゃ魔術師ゲット。俺魔術ヘタだからな〜。他のやつらは何が出来んのかな。)
公使「では、行けい!!」
王の魔術師達「転送魔方陣発動、目的地、北の国。5・4・3・2・1」 ドンッ!!
傭兵(うわぁ〜景色が歪む。転送ってこんな感じなのかよっ。)
公使「グフフッ、健闘を祈るぞぉ〜?愚か者達よ。」
17Res/8.34 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。