183:『究極生物編』:第13話 ◆K/7LL5shls[saga]
2011/03/11(金) 00:18:52.29 ID:MvmfpdpS0
浜面「―――よっしゃ…何とか上手く行ったか?」
そう呟きつつ、かつては『フードコート』として使われていたらしいこの部屋の、
幾つもある『カウンター』の下で、両耳を塞ぎつつ隠れていた浜面は、
敵が上手く罠にかかってくれたのを衝撃で感じ取って、塞いでいた耳から手を離しつつ、
恐る恐るカウンターの下から、のっそりこっそりと顔を出した。
手元の手榴弾の『火薬爆発』では、『炎を操る』あの相手では防がれてしまいそうだと、
直感的に考えた浜面は、敵の高温攻撃を逆手に取った、
『水蒸気爆発の罠』を仕掛けて待っていた訳だが、どうやら上手く行ったらしい。
『水蒸気爆発』とは『急速な空気の気化膨張』による『爆発現象』であるため、
その爆発に依る波動は純粋な『衝撃波』なのである。
これでは、ヤツとて無事では済むまい。
浜面「(ジョルノ達に感謝だなぁ…これは)」
本来『水蒸気爆発』なんて手は、所詮元『スキルアウト(チンピラ)』の浜面に思い付く様な手では無いが
―――ジョルノ『シアゲ…この「学園都市」の戦闘とは最先端科学の技術戦です』
―――絹旗『超バカ面の超アホ脳味噌では…そんな技術を身につけるのは無理でしょうが』
―――垣根『まぁ…戦闘技術に転用できそうな物理と化学は勉強しておいても良さそうだよな』
とまぁ、他の『カモッラ』の一同が教師役になって、
勉強など大っきらいな浜面が、『気配』を消して逃げるのを、
ジョルノの『新生物』で追跡され、垣根の『羽』にがんじがらめにされて、
絹旗の『窒素装甲』に『腹パン』されて、捕まって―――
―――垣根『テメーには「カモッラ」のメンバーに相応しい知識と技術を身につけて貰わなくっちゃなぁ…』
―――ジョルノ『僕らの「指導」はキツイですよ…覚悟してくださいシアゲ』
―――絹旗『某「ミザリー」…もしくは東北地方のヤンデレ女子高生みたいに…浜面を超監禁ですッ!』
とまぁ、映画『SAW』に出てきそうな殺風景な部屋へと軟禁されて…
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