過去ログ - 上条「…ディアボロ?」11
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42:『究極生物編』:第13話 ◆K/7LL5shls[saga]
2011/03/09(水) 20:31:15.63 ID:5h9o0lE70


―――さて『気狂い博士(マッドドクター)』の繰り広げる

―――命の緑が織りなす地獄絵図の一大残酷絵巻へと物語を進める……



―――その前にである

―――この戦場で交差する『7人』の男女について描いておかねばならない。

―――その内の…まずは『5人』

―――『スタンド使い』となって『正史』とは違って『戦いの運命』を歩みつつある少女
―――『ジャンピン・ジャック・フラッシュ』の『佐天涙子』

―――『垣根帝督』と心を通じ合わせたが故に、『正史』とは異なる人間関係の模様を描く少女
―――『風紀委員』の『初春飾利』

―――『正史』においては為す術も無く『一方通行』に『圧殺』された
―――『ミサカ9982号』…となる『筈』だった少女
―――『二代目バオー』の『欠番個体(ロストナンバー)』


そして、後の『2人』は……――――



欠番個体「―――こっちです!とミサカはお二人を先導します」
佐天「何か戦闘音激しくなってない?行っても大丈夫かな?」
初春「カッキー君……大丈夫だといいんですけど…」

『アジト』を脱出した3人娘は、一番遅い初春に合わせつつも駆け足で、
この辺りで作戦行動中の『カモッラ』のメンバーを探していた。

強い『第六感』を持ち、故に斥候役を担う『欠番個体』が1人先行し、
その後ろを佐天と初春が追い、佐天は戦闘能力の無い初春をいざと言う時に即座に庇える様に、
初春の左腕に自身の右腕を絡めて、二人三脚の様に密着しながら2人で一緒に走る。

欠番個体「兎に角です…『ネオドレス』の他の追手が私達に追いつく前に」
欠番個体「素早く『カモッラ』の皆さんと合流して、とミサカは―――」

彼女達が『アジト』を飛び出したのは『賞金首コンビ』と、
『霞の目博士』の側近である『ソフィーヌ=木原』に襲撃されたが為だが、
『ネオドレス』の追撃があの程度で終わるとは到底思えない。
故に、一刻も早く『カモッラ』のメンバーと合流を果たさねばならないのだが……

欠番個体「――――ッ!?」

―――そうは問屋が卸さないッ!

欠番個体「 新 手 の 敵 ッ!」
佐天「!?」
初春「!?」

先を走っていた『欠番個体』が急ブレーキをかけ、
後ろから来る2人を、右手を上げて制した。
そんな彼女の足元に―――

―――ツカァンッ!
欠番個体「―――これは……」
佐天「『手裏剣』?」



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