過去ログ - 上条「…ディアボロ?」11
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493:おまけ特別編2:とある当麻の感冒看病 ◆K/7LL5shls[saga]
2011/03/13(日) 19:15:41.55 ID:q8vxAN7f0


ディアボロ「―――とりあえず、水分だけはとって置くんだ」
ディアボロ「糖度の高いモノがいいだろう。林檎のジュースが確か冷蔵庫にあった筈だ」
上条「悪いけど……今は飲みモノもいいや…水すら入りそうに無い」

冷蔵庫に向かおうとするディアボロの背に、上条がそう声をかけて制止した。
本当は、喉が渇き、腹が減って水でも何でも胃に入れたいのであるが、
同時に強烈な吐き気の余波が、体に何かを入れる事を拒むのである。

ディアボロ「………そうか」
ディアボロ「(しかしどうしたモノかな…)」
ディアボロ「(幸か不幸か…俺自身は酷い病気になど、掛った試しは無いし)」
ディアボロ「(胃腸が弱った時の料理など…まるで思い付かんな)」

『鎮魂歌』による『死の連鎖』の最中の一幕で、
生きながら解剖されて『健康な肝臓だわ、とてもいい色』などと言われた事もあるディアボロは、
中々に立派な体躯の持ち主だし、体も頑丈で健康、酷い疾病にかかった経験など一度も無い。
故に、こう言う時に如何にすべきかと言う知識が、まるで無い。

ディアボロ「(しかし…風邪だけであのカエル面の医者を頼るのも…)」
ディアボロ「(だが、友がこれ程つらそうにしている時に、そんな悠長な事を言っている場合では…)」
ディアボロ「(――――そうだ)」

ディアボロ「おい、インデックス」

ここで、ディアボロがインデックスへと一つ問いかけた。




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