870:『究極生物編』:第13話 ◆K/7LL5shls[saga]
2011/03/16(水) 00:12:46.35 ID:ztBBXheG0
『ハインドD』―――正式名称『MI―24(ミル24)』
旧ソ連製の大型戦闘ヘリコプターであり、1970年に実戦配備されて以来、
今なおロシア連邦軍、のみならず世界各地で運用され続けている傑作機である。
『戦車砲』の直撃にすら耐える頑丈な装甲を持ったこの『空飛ぶ要塞』は、
その戦闘ヘリの歴史上、類を見ない巨体故に西側諸国からは『アカシカ(ハインド)』と名付けられ、
ソ連、ロシアの兵士からは『クラカヂール(クロコダイル鰐)』の愛称で呼ばれていた。
ディアボロ「(軍用の戦闘ヘリコプターとは…これまた厄介なモノを…)」
ディアボロ「(さて…どうしたモノかな)」
『ハインドD』の武装は機首の重機関銃に、対戦車ミサイルにロケット砲である。
これらは正確に『予知』して『時飛ばし』で回避できない事も無いが、
問題は『ハインド』の分厚い装甲である。『スタンド』で投げた道路標識程度では、
恐らく傷一つ着ける事など出来ないだろう。
ディアボロ「(ローター部分を何とかすればいいのだろうが…)」
ディアボロ「(何にせよ…あれを相手取るには俺では『火力』が足りない)」
そこまで考えて、ディアボロはふと気がついた。
ディアボロ「(……)」
ディアボロ「(そう言えばだ…ヤツは何であんな所でホバリングしているんだ?)」
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