893:『究極生物編』:第13話 ◆K/7LL5shls[saga]
2011/03/16(水) 01:11:00.57 ID:ztBBXheG0
五体の『プロトタイプ・ファイブオーバー(以下P・T・F・O)』が、
『ハインドD』の周囲から一斉に飛び出して、飛んで来た垣根帝督を迎撃せんとするッ!
『P・T・F・O』の四本腕の内の、上の二対の、『カマキリの鎌』状の腕が展開され、内蔵された『砲門』を露わにした。
『ファイブオーバー』には、同じ腕部には『ガトリングレールガン』と言う、トンデモ超兵器が搭載されていたが、
『プロトタイプ』であるこの『P・T・F・O』には、『ガトリングレールガン』はまだ搭載されていない。
代わりに搭載されているのが―――
―――ギュィィィィィィィィィィン……
PTFO『――――』
―――バシュゥゥゥゥゥゥゥンッ!
『ドレス』でも運用されていたタイプの改良型である『電子レーザー砲』だッ!
垣根『ウォォォォォォォォッ!』
垣根は『六枚羽』を盾状に展開し、合計10条のレーザー光線を防がんとするが…
垣根『チィィィッッ!』
『羽』はレーザー光線を完全には防ぎきれず、途中で崩壊し、
内の何条かは、『垣根帝督』へと命中してしまったッ!
それでも、彼の肉体の周囲を覆った『未元物質製の鎧』によって防御は出来たが、
衝撃を殺し切れずに空中でキリモミ回転し、何とか『羽』を再構成して体勢を立て直す。
―――本来の彼の能力ならば…あの程度の『レーザー砲』程度を防ぐなど訳無い筈だが
―――どうしたと言うのか
―――そもそも彼の防御は『羽』だけで充分に鉄壁であり
―――全身を装甲で覆う必要など全く無いのだが…何故に、奇妙な鎧で全身を包んでいるのか。
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