90:『究極生物編』：第13話 ◆K/7LL5shls[saga]
2011/03/09(水) 23:27:18.12 ID:5h9o0lE70
鎖の巻き付き度と拘束が一層強まり、
『撃滅個体』と『バオー』の間の距離、２人の間に渡された鎖の長さが縮まったッ！
――――その上でッ！
撃滅個体「ウォォォォォォォォォッ！」
『Ｂ液』で強化された肉体のフルパワー全開だッ！
鎖で拘束し、互いに繋がれた『バオー』を、
『撃滅個体』は全速力でスィングし始めたのであるッ！
否ッ！単なるスィングでは無いッ！『バオー』の肉体が、徐々に宙へと浮き始めているッ！
撃滅個体「ウォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォッ！」
遂に、『バオー』の体は、殆ど『撃滅個体』の真上で小さな円を描き始めながら、
その回転速度は限界へと達せんとした時ッ！
撃滅個体「ここだぁぁぁぁぁぁぁッ！」
電磁力で『捻り』が加えられた状態で、
『バオー』を拘束していた鎖が、『撃滅個体』の体から外されたッ！
ヒューーーンとうなりを立てながら、『バオー』の体がキリモミ回転しながら、
『空高く(スカイ・ハイ)』ッ！投げ飛ばされたのだッ！
そして、そんな飛び上がった『バオー』を追う様に『撃滅個体』も跳躍したッ！
撃滅個体「キサマにトドメを刺すのは…ミサカの体自身を使った技だッ！」
撃滅個体「オマエを殺すのが我が存在意義ならば…キサマの事を体に刻みつけて斃すのみッ！」
上昇が限界に達し、落下する『バオー』を、跳躍した『撃滅個体』が掴んだッ！
撃滅個体「 喰 ら え ッ ！ 我 が 必 殺 の ッ！」
撃滅個体「『 天 地 頭 断 落 ( ヘ ル ヘ ブ ン ・ ギ ロ チ ン ) 』ッ！」
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