992:どうでもいいオマケ ◆K/7LL5shls[saga]
2011/03/16(水) 22:13:49.35 ID:ztBBXheG0
―――時間は飛ぶ
上条「と、言う訳で今はとある温泉旅館の露天風呂につかっている上条さんです」
ディアボロ「誰に向かって話をしているんだ?」
上条「気にしないでください」
今、上条とディアボロが入っているのは、
上条の説明通りに指定されていた旅館の露天風呂であり、
2人は一緒に、傷痕の少なくない体を温泉で癒していた。
上条「それにしても―――いつ見てもスゴイよな、それ」
ディアボロ「うむ…正直、着替えている時の視線が少し痛かったぞ」
上条が言っているのは、
ディアボロの両腕の、二の腕から手首にかけて彫られた立派な『刺青(タトゥー)』の事である。
『ペイズリー』を思わせる独特なその模様は、古代ケルトか古代ゲルマンの戦士の『彫りモノ』を連想させる、
独特の風格と威厳のある代物で、それほど下品な印象は見る者へは与えないし、まあ似あってはいる。
それでも、目立つ事には変わりは無いが。
ディアボロ「『刺青お断り』と書かれていたから、すこしドキっとしたぞ」
上条「ああいうのは一応書いてあるけど…実際、入浴を断られる事ってあんま無いんだよ」
上条「実際…銭湯とかでもそうだったろう」
ディアボロ「言われて見ればそうだな」
外国人の、それも体格の大きく、それなりに強面な刺青男に何か注意をして、
面倒事を起こす事を考えれば、宿側も、相手が何か仕出かすまで見て見ぬふりをすると言うのは、
まあ、言われてみれば当然の反応の様にも思える。
上条「外国人の御客だったら、タトゥーとか入れているのもいるだろうしな」
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