過去ログ - 美琴「極光の海に消えたあいつを追って」
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14:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/03/09(水) 03:56:20.46 ID:SvKeaTpjo
「おや、お目覚めになりましたか、とミサカは訊ねます」

部屋のドアを開けて現れたのは妹である10777号。
彼女にも大きな迷惑をかけた。

「おはよ。ここってどこなの?」

「ミサカたちがたどり着いた港からやや内陸にある小さな町のホテルです。
 あのお二方と会話中に、お姉様が疲労で意識を失われたようだったので、ひとまず運びました、とミサカは説明します。
 いろいろと必要なものを調達する際にお姉様の財布からいくらかお借りしたことをお詫びしておきます、とミサカは謝罪します」

「良いわよそれくらい。なんならカードで服やら好きなだけ買ってきたって気にしないけど」

「(……さすがレベル5、研究員にお小遣いをもらうような留学生待遇のミサカたちとは懐具合が違うぜ、とミサカは心の中で呟きます)
 いえ、さすがに他の姉妹たちに悪いのでミサカは辞退します」

「そう? じゃあ欲しくなったらいつでも言ってね。
 ……私としても、あんたたちが甘えてくれたら嬉しいなー、なんて」

「嬉しい、ですか」

「うん。あんたたちは私のこと『お姉様』って呼んでくれるけどさ、よく考えたら何も『姉』らしいことしてあげられてないのよね。
 だからちょっと妹たちの欲しいものを買ってあげるくらいはしてあげたいなと思って」

『姉』と『妹』というワードに目を光らせる10777号。

「(これはお姉様の願いであって決してミサカの抜け駆けとかそういうことではないのです姉妹たち納得してくださいね)
 ではお姉様買い物に行きましょう今行きましょうミサカに洋服を見つくろってください」

「今!?」

未だ上半身を起こしただけの美琴の腕をぐいぐいと引っ張る妹に、やや苦笑する。


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