過去ログ - 美琴「極光の海に消えたあいつを追って」
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[sage]
2011/03/09(水) 03:58:21.82 ID:SvKeaTpjo
あの2人は同じホテルの別の階に滞在しているのだという。
呼びに行ってくれている間に軽くシャワーを浴び、10777が買ってきてくれていた服に着替える。
大人しめではあるが年頃の少女らしい、可愛らしい服だ。
今度、あの妹にもいろいろ服を選んであげよう。
浴室から出ると、そこには昨日の少女たちがいた。
「おや、ミコト、お目覚めですか?」
「うん。いきなりぶっ倒れてびっくりしたでしょ」
「そりゃあもう。ただ、ナナミに武勇伝を聞かせてもらいましたからね。
たいがいのことはわかっているつもりです」
異郷の地で、予期せぬ知り合いとの出会い。
少しだけ、美琴は心が安らぐのを感じた。
「────前に会ったミコトはともかく、ナナミも学園都市の能力者、なんですよね?」
改めて自己紹介を済ませた後、黒髪の少女、レッサーが言う。
年頃は美琴たちと同じくらいだろうか、髪は腰よりも長く伸ばしている。
「それは夕べ聞いたでしょ?」
ベイロープがレッサーの頭を軽くはたく。
「確認ですよ、いちいち叩かないでください。
それで、上条当麻の知り合いである、と」
「そうね。あいつを探してわざわざロシアまで来たわけだし。
私としては、まずあんたたちが何者か、なんであいつを探してるのかってことを聞きたいわ。
前に会ったときから思ってたけど、レッサー、あんたの『尻尾』なんて意味不明だし。
学園都市の能力じゃ説明がつかないし、あんたたちは一体何者なの?」
「私たちはあの人にいろいろと借りがあるもんでして。
それを清算するまでは、はいサヨーナラーなんて薄情なことはできないでしょう?」
「……借り、ねぇ」
訝しげにジト目で見つめる美琴の視線に、レッサーの鋭い気配が何かを感じ取ったのだろうか。
「そうです、私はあの人に借りだらけなんです。
あの人は、事情があって逃げなければならない私を英国で一生懸命追い掛けてきてくれましたし、
深手を負った私を力強く抱き締めてロンドン中を走り回って回復魔術師を探してくれましたし、
路地裏に連れ込んで15分も怒鳴られ色んな意味で打ちのめしてくれましたし、
その他にも身体で責任を取らなくてはならないあんなことやこんなことが」
「……あー、こいつ思春期真っ只中で頭の中がショッキングピンクなだけだから、気にしないほうがいいわ」
にわかに帯電し始めた美琴を見てベイロープが慌ててレッサーの口をふさぎ、うんざりしたように言う。
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