過去ログ - 美琴「極光の海に消えたあいつを追って」
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VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(千葉県)
[sage saga]
2011/04/08(金) 03:16:12.85 ID:x0DLTDiMo
11日3日。
日本では文化の日という祝日であり、特別行政区(と言う名の半ば独立国)である学園都市においてもそれは同様ではあるが、
ロシアの雪原のど真ん中にあるこの機関ではそんなことはおかまいなしに、朝から職員が元気よく働いている。
朝食を終えた美琴らは再び上条の様子を見に、病院へとやってきた。
「……それで、どうしてここに短髪とクールビューティがいるのかな?」
「……私と妹のその呼び名の格差はひとまずおいておくとして、開口一番なんだそりゃ」
受付をしていると、スーツ姿の神裂が五和や白い修道服の少女、黒い神父服の男らを引き連れて現れた。
先ほどの言葉は修道服の少女、インデックスが眉間にしわをよせながら言ったものだ。
「インデックス、美琴さんとナナミさんは上条当麻の捜索に尽力してくれたんですよ。
天草式のみんなとともに、沈没したベツレヘムの星にまで探索に行ったんですから」
神裂が弁明するも、探るようなインデックスの視線は険しい。
美琴とインデックスが上条がらみの問題では反りが合わないのはいつものことだ。
何を言う気もなく、美琴はインデックスに手を差し出す。
「話は置いておくとして、ほらあんたたちの分の受付も一緒にしてあげるから、さっさとIDをお出し」
「『あいでぃー』?」
「身分証明よ身分証明。
身元の分からない人間は、入院患者には会えないのよ。
あんた学園都市にいたんだから、滞在用IDかパスポートくらいあるでしょ?」
「これのことかな?」
そういうと、インデックスは修道服の裾をごそごそを漁り、『臨時発行(ゲスト)』IDを取り出して美琴に渡した。
学園都市組のIDと、魔術師たち全員分の身分証明証を揃えて提示すると、入館の許可が出た。
スタッフはどこかへと電話をかけ、ほどなく通話を終える。
「担当医よりお見舞いの許可が出ました。こちらへ参り次第ご案内いたします」
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