過去ログ - 美琴「極光の海に消えたあいつを追って」
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235:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県)[sage saga]
2011/04/10(日) 03:08:18.92 ID:hMoZjPKRo

「だ、誰って、インデックス、だよ……?」

恐る恐ると言った様子で、インデックスは上条に顔を近づける。
それでも、上条は訳が分からない、むしろ得体が知れないというような表情で彼女を見る。
しばらくして、うつむき加減に

「…………ごめん、分からない」

その言葉とともに、インデックスの顔がみるみる青くなっていく。
それでも、彼女は気丈に、

「じゃ、じゃ、じゃあ、短髪のことは!? 良くビリビリされながら追いかけ回されてんだってね!?」

インデックスに指さされ、上条は美琴の顔をじっと見た。
耳が赤くなるのを感じるが、今はそれどころではない。
上条はしばらく美琴の顔を見つめ、深く考え込んでいたが、やがて

「…………ごめん」

インデックスと同じく、美琴は急激に顔から血の気が引いて行くのを感じた。
上条に、自分が認識されていない。
その事は、彼女が思っていた以上に彼女に衝撃を与えたようで、何を口にするべきか、うまく考えがまとまらない。



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