過去ログ - 美琴「極光の海に消えたあいつを追って」
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[sage saga]
2011/03/10(木) 23:20:05.68 ID:PFiwFxcvo
彼女らが滞在しているホテルは昼食を用意しないらしく、売店で軽食を買いレッサーらの部屋へと向かう。
そこには既に10777号もいた。
「お買い物から帰ってきたナナミと会いまして、それでお昼を一緒に、ということになったんです」
そう言いながら、レッサーはごちゃごちゃとしていたテーブルの上のものを隅に寄せる。
羽根ペン、何かの枝のようなもの、ひものついた水晶、象形文字のようなものが書かれた紙片……など、美琴には馴染みのないものばかりだ。
「これは、マジュツというものに必要なものでしょうか? とミサカは興味を示します」
「そうよ。レッサーといろいろ捜索方法を考えてたの」
「ただ魔術的な方法には限度があるんで、そこで科学サイドのミコトたちとも知恵を合わせてみようと思いまして」
レッサーはいち早くテーブルにつき、ブリヌイと呼ばれるパンケーキ状の食べ物にこれでもかとばかりにジャムや生クリームを塗りたくる。
他の3人もそれに倣い、めいめい好みの食べ物に手を付け始めた。
「マジュツにもやっぱり限界なんてあるの?」
「同じ術式でも人によって効果は上下しますからねぇ。
そもそも上条当麻にはあの変な能力がありますから、効かないという可能性もありますし」
「だから、私たちよりもあの男について詳しいでしょうあなた達にあの能力について聞きたいと思ったのよ」
サンドイッチの包みを開きながら、ベイロープが補足する。
「そうねぇ……。まず、私の全力の電撃は軽く片手で打ち消されたわね」
「参考までに、最大出力はどれくらいで?」
「10億ボルト」
「げぇっ!?」
答えを聞いた途端、レッサーとベイロープは思わず噴き出した。
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