過去ログ - 美琴「極光の海に消えたあいつを追って」
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677:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県)[saga]
2011/05/20(金) 01:14:28.01 ID:wQAqZMAco

11月30日。

「……だーかーらー、それはさっきも教えてあげたじゃないの!
 なんでかなー、どうしてすぐ忘れちゃうのかなー!?」

「うぅ、返す言葉もございません……」

参考書を片手にどなるのは御坂美琴、隣でしょぼくれているのは上条当麻。
翌日に迫った一端覧祭を前に、二人は上条の課題をやっつけることに追われていた。

「単品の二次不等式くらい5秒で解けるでしょうがー!
 あんた、この時点で躓いてたら、連立不等式なんか解けないわよ?」

「……れんりつふとーしき?」

真顔で首をかしげる上条に、美琴は本気でこの少年の学力レベルが心配になった。
ノートをひったくり、その隅に参考書から写した問題を書き殴って行く。


  {x^2 − 6x + 5 < 0
  {x^2 − 7x + 12 > 0

  上記の二式を同時に満たすxの値を求めよ。


上条は問題を見、美琴の顔を見、再び問題を見、そして1分頭を抱え続けた。

「……なんの暗号だコレ」

「このお馬鹿ー!」

スパァンと頭をはたく良い音がした。



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