16:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/03/09(水) 15:47:48.98 ID:BmKc8B4K0
そいつは僕の中学の制服を着ていた。
つまり僕の後輩ということになるんだけど、様子がおかしかった。
肌の色と髪の毛は真っ白で、目玉は真っ赤。
某ダークヒーローのようだった。
一方通行(言っちゃった)と違うのは、目が虚ろなところだろうか。
そんなふうに説明してる暇はすぐになくなった。
そいつがこっちに向かって飛んだのだ。
よく見ると爪が異様に伸びている。おまけに赤く光ってる。
あれで僕を切り刻むつもりか。
僕はそいつの真下を前回り受身で移動して、そいつの攻撃をかわした。
そいつが着地したところに正拳突きを打ち込もうとして、僕は愕然とした。
床が切れていた。はっきりとは見えないが、一ミリや二ミリどころの話ではなく、ザックリと。
途端に怖くなった、心拍数がハンパないことになって、うまく動けない。
後輩がもう一度飛んだ。
逃げようとしたけど、爪を見すぎて転んでしまった。
多分僕死んだぜ!
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