898:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2011/04/12(火) 23:30:38.65 ID:+k8/x3x9o
一方通行「……連絡こねェな」
ブラブラと街を歩き、11111号からの連絡待ちをしている一方通行であったが、
彼女と別れてから早2時間、待てど暮らせど連絡はこない。
我慢弱く落ち着きの無い彼の堪忍袋はもはや限界寸前である。
一方通行(あのバカなンかヘマやりやがったか?いや、アイツに限ってそンなことは……あ、)
一方通行「そういや携帯の電池切れてたンだった、そりゃ連絡ねェわ」
連絡が来ない原因に思い至り、一方通行は笑いながら、あちゃー、と額を押さえる。
とはいえ携帯を充電する暇も無く研究所から引っ張り出されたのだから仕方が無い。
連絡の取りようもないしもういいか、と彼はあっさり約束を反故にする姿勢を見せ、
研究所に帰るべくさっさと移動を始めた。
一方通行(まァ丁度いいか、めンどくせェし、これ以上買い物続けてると更にめンどくせェ事になりそうだし)
そんな漠然とした不安を感じながら、一方通行は足を速める。
普段なら知り合いに遭遇するのは大歓迎、遭遇した端からイヤガラセを仕掛けてやる、というスタンスの彼だが、
どうにも今日はイマイチ気乗りしない。先日の疲れが残っている為か、はたまた朝から11111号に振り回された為か……
大人の話をするとイヤガラセのネタが切れているだけなのだがそれは秘密である。
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