過去ログ - マリーダ「了解、マスター」グラハム「マスターとは呼ぶな!」
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980:>>1 ◆/yjHQy.odQ[saga]
2011/04/26(火) 00:39:55.64 ID:I3Xn7PpAO
元々マリーダの認識に自身の存在価値など存在しない。故に無理のある突撃を、何度も何度もこなしていく
四機目のRGMが、胸に風穴を開けられ爆散し消える中、レーダーが高速で飛来する敵機を捕捉する

マリーダ「ッ!?」

マリーダ機の背後から猛追するRGM、そのカラーリングは緑。
背部には他のRGMには無い筒状のプロペラントタンクが四基、そしてGNーXにも劣らぬ速度を見せるスラスターが一際目に付く
指揮官機用にカスタマイズされた特別機、武装も他とは違う


マリーダ「司令塔か……!」

マリーダ(此奴を墜とせば、指揮も乱れる!)

ダリル「中尉、援護します!」

マリーダ「不要だ! バージニアを守れダリル、これは命令だ!」

マリーダ(大佐達を、私の大切な人々を死なせるわけにはいかない!)

マリーダ「私が相手だッ!」ヴンッ

ビームサーベルを抜くGNーX。RGMカスタムもまた、右手に握る高出力のビームジャベリンに粒子の刃を形成させる
向かってくる深緑の影に、自らも操縦桿をきつく握りしめた

ドクンッ

マリーダ「っ!?」

その時だった。心臓が歪むように鼓動を放ち、幾千の針が締め付けるような圧迫感が肺を襲う

マリーダ「かふっ……!」

マリーダ(こんな時に……!)

以前、スローネアインの砲撃により植え付けられた忌々しいGN粒子の毒。不定期に訪れる発作が今になって現れてしまった
呼吸をしようにも、釘で打ちつけられたように横隔膜は動かない
全身の汗腺が開き、汗が噴き出す。GNーXの動きが、止まる


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