70:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2011/06/11(土) 20:13:48.07 ID:Tw39cQaKo
ギーシュ「ま、まあここは二人とも落ち着きたまえよ、ほら、可愛らしいお顔が台無し……」
女子生徒「もうっ知らないっ!」
モンモランシー「最っ低!!」
バチン、と盛大な音が響いた。
ギーシュの両頬に大きな赤紅葉が張られている。
ギーシュ「ふ、ふひゃりとも……」
ギーシュの掛ける声も空しく、二人の少女は怒りを体現しながらドスドスと足音を立てて去って行った。
やれやれ、と桐生はテーブルのコップに手を伸ばす。
ギーシュ「おい、貴様っ!」
と、ギーシュが叫び声を上げている。
今度は何事だ、と桐生が首を向けると、
ギーシュ「そ、そこのっ!平民っ! 平民のっ……分際でっ!!」
わなわなと震えながらギーシュが指さしているのは、何故か、桐生。
半ばうんざりしながら口を開く。
桐生「何だ。 俺に何か用か」
ギーシュ「よくも、よくも僕に恥をかかせてくれたな! 平民の分際で!!」
さっきから平民平民、と、どうやらこの国の人間はこの言葉が好きらしい。
桐生「今のはどう見てもお前が悪いだろう。 二股なんぞするからだ」
ギーシュ「な、何をぉっ!?」
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