77:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/06/22(水) 23:32:39.83 ID:DOddjayNo
激昂したギーシュが懐から杖を取り出す。
それは、決闘の合図。
桐生も昨日目にした
「魔法」を思い出し、事態を把握する。
元の世界で言うところの、「ドスを抜く」って奴か、と。
シエスタ「いけない……！」
桐生「おい……俺は戦う気は……」
ルイズ「ギーシュ！やめなさいってば！」
ルイズがギーシュの杖に手を掛けようとする。
と、それが彼の逆鱗に触れたようだ。
ギーシュ「何をするッ！！」
激しい音したかと思うと、ルイズが小さな悲鳴を上げて倒れ込んだ。
その頬は赤く腫れている。
どうやら激しくはたかれたようだ。
ルイズ「ギーシュ……あんた……」
持ち前の気丈さだろうか。
涙目になりながらも、必死でギーシュのことを睨み上げる。
ギーシュ「君はそこで見ててもらおう ゼロのルイズ」
ルイズ「ギーシュ……！」
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